序.歩き続ける旅、考え続ける旅

ポーランドからバルト三国、ロシアまで10日ほど旅してきました。
夫が仕事の担当の変わり目に休みをとったため。

盛りだくさんな旅のつれづれが、日常のなかで記憶のかなたに埋もれる前に、
少しずつ書き留めておこうと思います。

順番に書いていくと気力が続かなそうなので、思いついたことからトピックでいきます。
その前に、ざっと行程を。

1日目
午前、関空発。フィンランドヘルシンキで乗り継ぎついでに街をぐるり。
夜、ポーランドクラクフ着。

2日目
アウシュビッツへ。日本人ガイドの方に案内してもらう。

3日目
午前、クラクフを巡る。電車で3時間、夕方にワルシャワ着。
街を巡って、夜行バスに乗る。

4日目
早朝、リトアニア・カウナス着。午後、電車で1時間、ビリニュスへ。

5日目
午後、バスで4時間、ラトビア・リーガへ。

6日目
リーガをてくてく。

7日目
朝、バスで4時間、エストニア・タリンへ。

8日目
午後、飛行機でロシア・モスクワへ。

9日目
モスクワ赴任中の夫の先輩に案内してもらう。

10日目
帰国の途に着く。翌朝、関空着。

街歩きでイチオシなのは、ラトビアのリーガ。
その場所に立つことの意味を感じたのは、アウシュビッツ
そして、もう一度訪れたいのは、モスクワです。

欲張って詰め込んだ旅程のうえ、折しも緯度の高いこのあたりは、夏至前でとても日が長く、時間の感覚も薄れて夜遅くまで街をさまよい歩きました。2人ともけっこうグッタリ。まったく“休み”になってない。
気候の変化が大きかったこともあります。日が差せば半袖でも暑いくらいの一方、雨降りで、長袖3枚着こんでも寒い時も。とりあえず、ヘルシンキに着いてすぐH&Mに駆け込み、長袖を買い足しました・・・。半袖やタンクトップだらけのなかをさまよった末。

しかし、日本はやっぱり蒸し暑い。帰国した日(13日)、こりゃすぐ雨降るわ、と思っていたら持ちこたえて、おまけに天気予報では「梅雨の晴れ間」と言っていたのに愕然。沖縄もそうだけど、同じ暑いでも、乾燥してるのと蒸しているのとでは大違い。ムシムシに気力を削がれる気がする。

旅行出発直前は、祖父他界にともなって5日間、実家に滞在。長々と空けていた分、やること山積みで、どこまで書き綴れるか分かりませんが、詳細はおいおい。