新暦の夏の終わりに

宿題帳の名前のようですが、今年の「夏の友」。

ベランダのゴーヤ。
6月下旬に植えてから2ヶ月。仕事部屋の窓をちょうど覆うぐらいまで成長してくれた。小さな実も2つついている。昨年は家が暑すぎて、近所のマクドやモスに避暑していたけれど、今年は扇風機のみでも十分、家でいけました。堆肥と肥料は、取材(と称して?)でお邪魔していた有機農業団体のものを入手したこと、基礎的な手入れポイントを教えてもらったことが大きい。といっても、実践できたのは水やりは早朝か夕方以降、具合の悪い葉はとる、という程度だけど。毎日、様子を見ながら水やりをするのは楽しいです。小学生の朝顔日記のような感想。

これまで、観葉植物を枯らしてばかりだったので、感慨ひとしお。
毎冬、義父が贈ってくれるシクラメンも、2ヶ月持たない。ある年、春に弟一家のところにお邪魔すると、最初と変わらない姿で咲くシクラメンに随分へこんだものだった。ダメ嫁・・・。今年は大丈夫かも。

枯らすたびに、自分が植物をちゃんと育てるために必要な素質――日々欠かさず世話をしたり、様子を気にかけて手入れしたり、育つのを待ったりというものをカケラも持ち合わせていないことを思い知らされる気がしていた(途中から開き直っていた)。単に今はほぼ毎日、家にいるからというだけかもしれないけれど、もしかしてカケラぐらいは持っているのではと思える希望のゴーヤです。

おまけの夏の友。手作りジンジャーエール
生姜ジャム+炭酸水+ミント(プランターから)+あればすだち。
爽やか甘くて、ほのかに青臭い香り。ゴーヤのついでに植えたミントの消費方法として考え出したもの。生姜ジャムをリキュールに替えると立派なカクテルになりそう。

今日は8月31日、夏の終わりですが、これは新暦の話。旧暦だと7月14日です。
旧暦の夏は4〜6月なので、夏はもう8月17日には終わっていたのでした。ちょっと朝晩、涼しくなったなと思ったのがその頃。旧暦の方が暦と季節感覚が合っているのかもしれない。

旧暦だと1日が新月で、だんだん月が満ちていって14、15日ごろが満月で(今日は満月)、そこからだんだん欠けていって、月が替わるとまた新月というように、月の満ち欠けと日にちが一致している。旧暦カレンダーを掛けたけれど、カレンダーを見なくても、月を見ればだいたい日付けは分かるようになっている。

7月に「長屋の傍房」であった「旧暦のおはなし会」では、さらに毎年のずれとか、うるう月とか詳しい話も聞いた。でも、覚えているのは基礎の基礎だけ・・・。3年は旧暦カレンダーを使ってみないと体感できないそうです。
長屋の傍房: 旧暦のおはなし会の様子…