子育てにお役立ちのアナログ三種の神器

ちょっと一休みして小ネタ放出。埋め込みも試してみる。

 

戦後の「白黒テレビ、洗濯機、冷蔵庫」に始まり、高度成長期の「カラーテレビ、クーラー、クルマ」、そしてデジタル時代の「デジタルカメラ、DVDレコーダー、薄型テレビ」と時代ごとに“三種の神器”と呼ばれる家電がありました(Wikipedia調べ)。

そして現代、ワーキングマザーの三種の神器は「乾燥機能付き洗濯機、食洗機、ルンバ」らしい。あぁ食洗機ほしい...いつも流しが汚れたお皿でいっぱいだよ...とボヤキはさておき、1年あまりの子育て生活で使ってみてお役立ち!のアナログ道具を紹介してみたいと思います。家電ほど大層に生活を変えるわけではないものの、場面場面で確実にストレスを減らしてくれます。電化製品かアナログか、という二択なわけではなく、家電にプラスしてみてはいかがでしょうか。

 

1.洗濯板

はじめは、布オムツ生活には必需品~というネット記事を見て買ったのでした。産後、1カ月ちょいして落ち着いてから半年ほど、布オムツを使っていたのです。人から譲ってもらったので。といっても外出時と夜は紙オムツを使い、やっとウンチが固くなってラクになるはずの頃にはフェードアウトしてしまいましたが。

しかし、この洗濯板、オムツについたウンチを落とすばかりでなく、お洋服のウンチ漏れや外遊びの土汚れをこするにも、ご飯粒を落とすにも、すこぶる都合がいいのです。洗濯機にほうりこむ前にちょっと手洗いしなくちゃいけない時って多いもの。コンパクトかつシンプルなので、洗面所の蛇口にたてかけておけば、さっと使えて、見た目も邪魔になりません。プチプラだし、持っていて損はしないかも。


洗濯板 約17.5×10cm | 無印良品ネットストア

 

2.マッシャー

これは子どもが生まれるより前に買っていました。末期がんの父でも口にできるようポタージュを作ろうと思ったものの、電化製品が苦手な母はミキサーを受け付けないのでマッシャーを探したのです。見つけたのは柄が頑丈で大判のものと、この無印良品の小ぶりなものと。大きい方は実家へ寄贈し、この小さい方は手元において、ポテサラの芋をつぶす時などに使っていました。


ステンレス マッシャー・小 約幅5×長さ20cm | 無印良品ネットストア

この小ささが離乳食づくりに最適。初期のペーストにはミキサーを使いましたが、少し粗くてもOKになれば、だいたいコレでいけます。ミキサーって洗うのがとっても面倒だけど、マッシャーの手軽さといったら!フォルムが美しいところも気に入っています。

 

3.ほうき

産後は我ながら神経過敏でした。赤ちゃんの隣で床に敷いた布団に横になっていると、空を舞う塵や、床のホコリが目について、これを赤ちゃんが吸い込んでいるのか・・・と身もだえしました。すぐさま空気清浄機とハンディクリーナーを買ったものの、だんだん通常モードに戻ってくると別に気にならなかったり。

とはいえ、掃除機をかけられるのは夫が週末に子どもを連れだした時ぐらいで、子どもをおんぶしてかける技を覚えるも、だんだん重くなると辛い。しかも、ごはんを食べるようになると、あちこちに食べこぼしのご飯粒がカピカピになって転がっていて、見て見ぬふりも限界に。

 

そこで、ほうきです。

その辺の日用品売り場には見当たらず、せっかくなら良いものを、と宝町にある白木屋伝兵衛のお店まで地下鉄を乗り継いで行きました。

工房と事務所の一角が板の間のお店になっていました。子どもが商品のミニほうきやらたわしやらを散らかして遊ぶのにもとっても親切にしてもらえてありがたい限り。子連れ客、多いみたいです。

用途を説明して勧められたもののうち、一番安いものを選びました。それでもチリトリと合わせて7000円超。 初心者だからこそ、使いやすいというもう一段上のものにした方がいいか迷ったけれど(編みこんだひもが赤いのもかわいかった)、マメに使い続けられるか分からず、物を丁寧に扱うタチでもないので思いとどまった。入門編として1本使い込めたら、ワンランク上げようと。

 

http://cart02.lolipop.jp/LA03076216/img/product/PR00100430998.jpg

 

白木屋傳兵衛 オンラインショップ

んで使ってみると、これが毎日しっかりお役立ちなんです。冷蔵庫の横にかけてあるのをひょいととって、気になるエリアだけパパッとゴミを寄せる。イスをどかさなくても、脚の合間にほうきの先が入り込みます。チリトリでごみをとるのって何回繰り返しても少し残ってストレスだけど、ハンディクリーナーで吸い取ってしまえば一瞬。リビングをざっと掃除するのに5分とかかりません。掃除機のように、周りをうろちょろする子どもの指を吸い込んでしまわないかとヒヤヒヤすることもない。深夜でもチリトリを使えば気がねなし。朝ってまぶしい光のなかで埃が目立つのに掃除する隙はなくていきなり憂鬱になりがちだけど、掃除してから寝ると気持ちよく朝が迎えられます。

ちょっとその辺に置いておくと、子どもが持って掃除のマネをします。安心して触らせられるのもアナログ道具のいいところかも。

 

番外:ドアストッパー 


マグネットドアストッパー(BK): インテリア雑貨・生活小物 - 【ニトリ】公式通販 家具・インテリア通販のニトリネット

もともとドアについているおうちもあるかと思います。うちはないので、ベビーカーで出入りするたびに、ドアを肩で押さえ、足で押さえ・・・とストレスフルでした。それがこの小さな道具で一気にスムーズに!なんでもっと早くにつけなかったんだろう。全妊婦に伝えたい。

子どもがアンヨするようになって自分で外へ向かう時も、まだまだゆっくりなので、ドアを開けて止めておけば、その間にいろいろできます(カギ探したり、エレベーターのボタン押したり)。

うちにあるのはこのニトリのものではなく、似たようなやつでヨ―カドーで買ったもの。検索してみたら、いろいろあるようです。足でバーを跳ね上げるタイプならだいたい同じはず。

子育てって何かと細かい用が多くて、しかも自分のペースでは出来ないから、ちょっとでもストレスが減るのは重要です。便利グッズはいろいろ出ているけれど、グッズを増やしすぎてもまた煩わしいもの。昔ながらのものは機能的にも、見た目的にも確かなことが多いように思います。