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11月3日 iPad mini

11月3日 土曜
兄がiPad miniをプレゼントする。

末期と言われて以降、週末のたびに帰省している兄が、発売されたばかりのiPad miniを持ってきた。wifiルーターを枕元のコンセントにさし、病室が無線LAN環境に。いいのかどうかは分からないけれど、勝手に・・・。そういえば、以前は心臓ペースメーカーや病室の機器を誤作動させるからという理由で病院内は携帯使用不可だったけれど、最近はあまりうるさく言われない。なぜだろう。

父は初期のiPadもプレゼントされていて私がおさがりでもらったのだけど、比較するとminiは断然軽いし、小さくて持ちやすいしで、横たわったままでも使いやすい。病人にはうってつけです。

ずっと横になっているばかりで時間があるのだから、本でも読めばいい、と入院生活に対して思う人がいるかもしれない。というか、私がそう思っていました。
でも、手に本を持って文字を追うには気力がいって、その気力が衰えているのが病人というものだと分かった。父も、手術の入院の時などはよく本を読んでいたけれど、いまは読む気がしないと言う。ましてやインターネットのように積極的に情報をとりにいくツールはなかなか厳しい。

退院後、元気な時はたまにネットも見ていたようだけど、iPad miniはもっぱらラジオとして使われていました。NHKもアプリを出していて、私がダウンロードしたのです。テレビもガチャガチャしてうるさいから、病人&お年寄りにはやっぱりNHKラジオの落ち着いたトーンが一番いいよう。ラジオ深夜便の根強い人気もさもありなん、です。

あとはfacetimeでテレビ電話をした。
兄と入れ替わりで大阪に戻った私&夫と、病室の父、母、兄との間で顔を見ながら話す。文明の利器って偉大だと思えた。

今は病院や介護施設にはテレビが置かれているけれど、いずれネットに慣れ親しんだ世代が年をとったらwifi完備になったりするのだろうかと考えたりします。

ちなみにタッチパネルだと病人の付き添いにも便利です。携帯電話のボタンと違って、操作音がしないので。私はもっぱら父が寝たすきにiPhoneで調べ物をしたり、mixiでつぶやいたりしていました。