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男子禁制のおはなし

男子禁制のおはなしといってもエッチ系でもメイクファッションでもなく、布ナプキンです。

1年半ほど前から布ナプキンを使い始めました。
一箱古本市に参加した会場の布ナプキン屋さんで、プリントのかわいさに惹かれた。古本市が終わった後、お店の人に洗濯とかちゃんと吸収するのかとかあれこれ聞いていって迷うなかで、ふと思った。
別に全部紙ナプキン→布ナプキンに切り替えなくてもいいんだ。

紙ナプキンの悩みはかぶれること。始まる前と、終わり際が深刻だったりする。特に周期が一定でないので、備え始めてから始まるまで何日も経つことも。
だったら、その時だけ布ナプキンにして、多い日には今までどおり紙ナプキンを使えばいいんだと思ったら、吸収力とか洗濯の問題が急に小さくなった。

お店の人は「多い時こそ使ってほしい。大丈夫」と力説していたが、勝手に合点した私は聞き流す。始まったら紙ナプキン、量が減ったら布ナプキン、というのがらくちん快適です。多い日に何度も取り替えるとなると枚数も必要だけど、これなら数枚で洗って使い回せる。けっこう布ナプキン、1000〜3000円と高いので・・・

他の布ナプキン屋さんでも買い足したけど、種類の多さにびっくり。いろんなメーカーから出てる。どれもこれもかわいい。
経験からいうと、羽根付きの布ナプキンにもう一枚、長細い布をのっけるタイプは危険です。長細い布が落ちるから。私は羽根付き1枚に布3枚のセットで3枚ともなくしました。

肌にあたる面にオーガニックコットンを使ったものが多くて、心地よく温かいので、この秋冬からは普段の時も使うようになった。なかでも一番のお気に入りは、今治タオル地を使ったさくらコットンのもの。松山で教えてもらいました。さくらコットン 〜“何もない日”に子宮をあたためる、今治タオルの布ナプキン型ヒエトリパット専門店。

これはナプキンではなく「布ナプキン型ヒエトリパット」。
「switch」という愛媛で輝いている女性10人を紹介する小冊子(このPDFの11−12ページhttp://www.worcolla.com/pdf/switch_assyuku.pdf)によると、代表の菊川あずささんは、布ナプキンで体調が回復し、地元の今治タオルを使って作ろうとしたものの、やっぱり交換や洗濯の問題があって「まずは何もない日に使って、体を温めることを知ってほしい」とヒエトリパットとして開発したそうです。

問題をクリアするのではなく、その問題自体をなくしてしまうという発想の転換がいい。
ナプキンとして捉えると、実際、布でも撥水加工とか吸収体を入れるとかテクニカルになっているけど、それっていかにして紙ナプキンの機能に近づけるか、というアプローチ。今の紙ナプキンはかなりハイレベルなので、相当高いハードルだと思う。

しかし、布ナプキンで気になるのは、その謳い文句。使い捨ての紙ナプキンよりも、というエコからのプッシュはまだしも、しばしば見かけるのは「紙ナプキンだと化学物質(吸収剤の高分子ポリマー)が子宮内に吸収される」というもの。根拠はないらしい。
あるいは、「紙ナプキンだと経血は汚いもの、女性である自分を否定することにつながる」「経血を手で洗うことで、自分の女性性と向き合う」なんていう精神論もある。

脅しや精神論は抜きで、心地よいだけで十分なのに、と思う私は実利主義に過ぎるのか。
ナチュラル関連のトピックってしばしば、この手の話がくっついてくる。
頭でっかちな私は、トピック自体には惹かれながらも、どうも気が引ける。
根がズボラなのもあって結局、つまみぐいになるのが常です。

布ナプキン周りの言説についてはこちらのブログが詳しい。長いけど貼っときます。
生理用品と「月経の尊厳」 - うさうさメモ