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5.ギョウザと小籠包

引き続いて、飲み食いの話です。
・・・中国に行ってきたわけでも、中華料理屋ばかり行ったわけでもないんだけど。

正直、食べ物はあまり期待していませんでした。

1.6年前のスコットランドでイマイチだった(除くアイラ島)。パブ飯ばかりで言えた義理じゃないけど、なんか味がぼやっとしている。フィッシュ&チップスも油っぽかったし
2.夫がW杯出張で行ったドイツは、肉どーんイモどーん、みたいなプレートばっかりだったらしい。

しかし今回は美味しかった!
あんまりこのあたりの食べ物にイメージなかったんだけど、どれもハーブ&スパイスがきいている。特に杉の葉っぱのようなディルをよくみました。

料理の一番はスープ。クラクフで美味しいと聞いていたのだけど、どこでも美味しかった。コンソメでもシチューでもポタージュでもない、お肉とかいろいろでダシをとったと思われる茶色くにごったやつが滋味があってよかったです。そこに、ハーブがちょいちょい香味をさして、スプーンがとまらなくなる。サワークリームが入ってりして、これまた酸味がアクセントになります。
ほか、チーズとマッシュルームのクリームシチューにビートの赤い甘いスープ、モスクワでは定番ボルシチ等々。

メインのプレートはやっぱりどーんと大きいこともあって、それぞれスープに2人でメイン1皿、とかスープとほかちょこちょこ頼んだりして済ませてました。どうもあっちのマナー的にはシェアするのはよろしくないらしいのですが(ドイツでは1人1皿頼むように言われたらしい)、特に支障なかったです。胃袋の小さい日本人なので許しておくれ、ということで。

ポーランドで美味しかったのが水餃子。のようなピエロギ。
餃子よりぶあつめの皮で、野キノコの煮たのとか、チーズ使ったサラダだとか、挽肉だとかを包んであります。皮がプリプリして、ジューシーでおいしいの。あぁ、餃子の中身ももっと自由でいいのかもしれない。ワルシャワには餃子の王将ならぬピエロギ専門店もありました。

モスクワで美味しかったのが、小籠包のようなヒンカリ。中央アジアグルジア料理だそうです。
まさに小籠包のように皮のなかに美味しいおつゆがたっぷり。餡にはスパイスがきいてます。そして、小籠包と同じようにおつゆをこぼしてしまう。(小籠包好きの夫は皮に穴をあけて一滴残らず吸うのが天才的にうまい)

どこでもよく出たのがジャガイモ。
しかし、英仏独のように茹でただけ揚げただけにとどまらず(←偏見)、いろんなタイプの料理がありました。
リトアニア・ヴィルニスではツェペリナイ。ぷっくり飛行船のような形で、じゃがいもに挽肉がつつまれたもの。なんのつなぎか、ジャガイモがもちもちしている。

モスクワのファストフードもイモ(右)。アルミホイルに包んでオーブンで焼いた大きなジャガイモを割って、たっぷりのバター・チーズと一緒に皮のなかでぐるぐる中身をかきまぜたうえに、トマト煮とかクリームソースだとか、トッピングを選んでのせてもらう。ビールにあうし、ランチはこれ1つで十分。

あんまりなかったのが魚。バルト海はそんなに魚の種類が多くないらしく、よく見たのは、ニシン・サーモンぐらい(その卵と)。料理法は燻製or酢漬け。日本って魚の種類と食べ方は多いよなと思う。逆に肉の加工品、ハム・ソーセージ類は違いも分からないくらいすごく種類が多かった。豚の血のソーセージ、美味しかったです。フィンランドではトナカイやヘラジカの缶詰なんてものも見かけた。

最初ポーランドではハーブが多くて、バルト三国を上に行くにつれてスパイスが効いてきたので、港町のリーガ・タリンはその昔、ハンザ商人の貿易で栄えた名残なのかなぁと思ったり。モスクワは両方でした。

その割に、七つの海を股に掛けたはずの大英帝国ってなんなんでしょうね。